2012年10月29日月曜日
諸々御礼。
東京都美術館で開催された「群龍割拠 猫とドラゴン展」は
盛況のうちに無事閉幕いたしました。
結局予定がまったく合わず会場に滞在することが不可能で
残念なことでありましたよ。
いやしかし松村しのぶさんの脱皮ドラゴンは
すばらしかったなあ。
欲しぇ〜!と叫びました。
あと絵の展示はやっぱ生が強ええなあと確認する。
加藤さんのでっかい生の絵の具の良さは
デジタルのプリントアウトにはどうしても再現できないものだ。
同時にデジタルのプリントはそのサイズの融通無碍なところに
強みがあり、開田さんとかのでかさはそれだけで説得力がある
なあとも思ったりするのであった。
ホントは上の龍の絵もアナログで描きたかったのだが
時間が許さなくて実現しなかったのでした。
その残念部分をすこし補うカタチで、鉛筆の下絵も
同時に展示してもらったわけですが、展示してみると
ちょっと蛇足だった感もあり。
あと昨日28日は母校である阿佐ヶ谷美術専門学校の
学園祭でありまして。そこにOB会の招きで講演の場を
作っていただいたので、ぼんやりしたトークを展開して
きました。わざわざ聴きに来て頂いた方々に
深くお礼を申し上げますです。
いろいろとりとめないまま終わった気がする。
結論としては「運を大切に」とか言っちゃったのに
そこを掘り下げて話すのを忘れてたことに帰ってきて
気がついた。
あのままだと、運がよかったらオッケー、と言いっぱなし
で終わってるじゃんな。
言いたかったのは「運を運として捉えることの大切さ」
だったのだが、言葉足らずでスミマセン。
人前で話すのはいつまでたっても難しいや。
2012年10月28日日曜日
ひさびさの劇団新感線。
轟天シリーズ以来のひさびさの劇団新感線シゴトであります。
「五右衛門」シリーズの三作目。
初代はツバキアンナさん、二代目長野剛さんとガツンときて
三代目を務めさせていただきます。
今回はデザイン担当の河野真一さんにがっつり迷惑を
かけつつ、河野さんのアイデアを形にするべく
手を走らせてみましたよ。
描いてて愉しかったです。
公式サイトはこちら。
イカスー
今日まで新宿駅やら表参道やらで、ババーンとポスター展開
してるようなので、通勤通学通りすがりに観ていただいた
方もいるかとおもいます。
舞台のほう、是非とも宜しくお願いたてまつります!
2012年10月20日土曜日
猫とドラゴン展。明日開幕。
てなわけで、〆切の弾幕の隙間で額装してもらった
鉛筆の線画をピックアップして上野の東京都美術館に
無事搬入してきました。
メインのフォトアクリル仕上げは、ここんとこよく
お世話になってる山ノ手写真製作所とカシマさん、
鉛筆線画の額装は、小林額縁製作所です。
どちらも快く無理を聞いていただき心の底から感謝です。
ありがとうございます。
前夜祭ってんで飲みにいくというのを泣く泣く断って
そそくさと仕事場に戻ってきましたが、他の展示をざーっと
観てきましたよ。
いや、これはたのしい。
バラエティに富んでて見ごたえあります!
しかも無料で観られる幸せ具合なので、これはもう
会期中にぜひぜひあしをお運びください。
んでコレ、スタッフの持ち出しでやってます。
できましたら図録をお買い上げいただければ、少しは
開田さん、スタッフのみなさんが助かるという仕組み。
1冊といわずひとり3冊くらいは買うといいんじゃないでしょうか。
2012年10月13日土曜日
猫とドラゴン展もうすぐ。
開田裕治さんが旗振りで始まった「猫とドラゴン展」ですが
もーすぐ東京都美術館ではじまりますよ。
10月21日から28日までです。
もーオレが小僧の頃からの大先輩加藤直之、開田裕治と
一緒に展示会できるってのは感慨深いしうれしい事です。
韮沢もいっしょに出す。
ぜひぜひ上野に来る用事がありましたら
ちょいと足をのばして観ていただけると幸いであります。
ホントはアナログで、でかい絵を描こうと思ってただけど
今年は春からの忙しさが尋常じゃなくて、のんびりでかい絵を
描く事が不可能だ!と判ったのは9月になってからです。
とほほ。
てなわけで今回も鉛筆で下絵、デジタルで彩色。
最近おなじみ山ノ手写真製作所で出力、カシマさんで
フォトアクリル仕上げのフレームとなります。
これまではB2が最大のサイズでやってもらったんですけど
今回はB1を横に2枚並べた形になります。
でかいぜ。
さらに鉛筆の線画も同時に展示予定。
1週間の展示ですが、宜しくお願いしますです。
「猫とドラゴン展」
■開催期間
2012年10月21日(日)~28日(日)
■会場
東京都美術館 ギャラリーC
〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36
■開室時間
午前9時30分~午後5時30分
※最終日は~午後1時30分(入室は閉室の30分前まで)
■観覧料
無料
2012年10月12日金曜日
小説新潮。
10月22日発売の「小説新潮」11月号でカバー描かせて
もらっておりやす。
堂々のSF特集!
いつもの「小説新潮」とはガラリと趣のちがう
表紙になりまして、本屋でよろしくお願いしたい。
いやしかし秋も深まりすぎて、夜とか寒いコトになって
来てますよ。こないだまでふんどし一丁で滝のような汗を
毛穴からこぼしてたというのに。
もう暑いってどんなんだっけ?みたいになってるわ。
オレは暑がりの寒がりですが、夏も冬も好きなので
寒くなってきてもなんかうれしいのである。
食材とか傷むの遅いし。味噌汁とか腐らないし。