2013年7月24日水曜日

イカスミ動画。





















動画公開されてた!

2013年7月20日土曜日

イカスミでイカを描いた。




















「イカスミで実物大のダイオウイカを描きませんか?」と
言われたので、先日描いてきましたよ。

砧のNHKの技研のホールに8×3メートルの和紙を広げて
天井からカメラでリアルタイムの画面を横のモニターに
映し出しつつ、それで位置を確認しながら描かせてもらいました。
いやー、脚腰にきた!

イカスミは食用のパウダーになってるもので
前もってテストさせてもらった時に描きやすいなと感じてたので
スムースに進んだ。
筆はへんに細かったり描きやすかったりすると
細部を描き込み過ぎて予定の2日間じゃ終わらないと思ったので
こぶりの刷毛一本でほぼ描いてみた。

時々線がよれるのであるが、それがいい。
できるだけおおざっぱに、画面の中のバランスだけに気をつけて
線を引いてみた。

それにしても広大な紙の上にいると、
自分の引いた線にパースがついてニュアンスを維持するのに
骨が折れた。
下絵なしで始めたので、基本のガイドとなる最初の数本の主線を
引く時はかなり清水寺テイストでしたよ!
たいして動いてないのに汗が噴き出した。

印象としてはNHKの特番で映し出されたダイオウイカの眼の強さを
念頭に置いて描き進めた。
インタビューでも答えたんですけど、あの眼で
まっくらな深海を漂っている巨大なダイオウイカを思い浮かべると
ぞくぞくっとしてくるわけです。

まあもうひとつゾクゾク感が出せてない仕上がりになったかーと
思ったりもした。次回があればもうちょっとそのあたりを
出してみたい(次はないけど)

できあがった絵は、そのままの展示ではなくて複製して
JR上野駅の(どこの壁でしたっけ)外壁に「深海展」の広告の
役割をもたして掲示されます。
あ、もうされてるのかな?
お近くに行かれた方は是非ご覧になってくれまイカ。

2013年7月16日火曜日

オレの30T。























絶賛あしたまでの吉祥寺リベストギャラリー創にて開催中の
Tシャツ文化祭「30T」でのオレのTシャツ売りきれです。
欲しかったが行けなかった!という方には
申し訳ないっす!
しかしまーこれも季節物の宿命と心得てまたの機会にお願いします。
そして観に来て頂いて買ってくださったみなさんに感謝でっす。

今回別の予定と完全にかぶってしまい、初日しか
店、じゃないやギャラリーに詰められなかったのが心残り。
昨日いっしゅん行けそうだったんだがなあ。
来年やるかどうかは未定ですが、またやることになったら
ぜひぜひぜひぜひ。

2013年7月15日月曜日

岩手行ってきた。

















岩手行ってきた。

この写真の時が一回目の岩手行。
岩手出身の吉田戦車をカシラに、非力なマンガ家たちで
箱崎の西山さんちの庭先に積み上ったあれこれの撤去を
手伝った時の写真であります。
貼ってある上の写真は今の箱崎町。
311で遠くに見える海が襲ってきた。

その日までは西山さんのご近所だった家の変わり果てた残骸を
片付けるお手伝いをさせてもらったこの時から2年とちょっと
経つ。今回4回目の訪問となる岩手の初日に
よたび我々は箱崎町を訪れたわけです。
西山さんは元気だったです。

いまは大きな残骸は撤去済みのこの地区ですが
以前は海が見えないほどご近所さんの家が建っていた
この場所は、2年前と変わりなく開けたままです。

ここに私の実家があったんだよーと美容室のおばちゃん。
倒壊したその実家は、ほとんどの物が流される事なく
その場に積み上っていたそうですが「置くとこないもの」
と、そのほとんどを片付けてもらったそうです。

よそ者のオレには一見のどかな風景でもおばちゃんには
「こんな野っ原にはいまだに慣れない」風景です。
ずっと代々暮らして来た場所なわけで。

ここに住んでた人たちは今も仮設住宅暮らしです。
プライバシーもあまり保てない味気ない仮住まいに
もう2年以上留まることを余儀なくされています。
この場所は奥まった場所にあるから
いろいろ後回しになってる。
ここはまだまだ被災中まっただ中だ。

そんな中に建つ西山さんちで、去年と今年
おばちゃんたちと宴会してきたのであります。
こっちから食材を持ち込むんですけど、行ってみると
おばちゃんたちが山のようなご馳走を用意して待ってくれてます。

我々ぼんくらなマンガ家たちは、結局のところ
たかりに行ってるだけなのではないか?と心中複雑に思いつつ
焼きウニに舌鼓を怒濤の如く打ち鳴らしていたのであります。
箱崎のみなさん、岩手のみなさんありがとうございます。
このお返しはかならず。


2013年7月10日水曜日

30T(お願い)























さて明日からオリジナルTシャツ展示販売を作家たちが
あそびでやる「30T」が吉祥寺、リベストギャラリー創で
1週間だけ開催。

「30T」

今年の参加メンバーはリンクでみていただくとして
さて、30Tは江口寿史さんを中心にして始まった
イベントでして、作ってる作家本人たちが愉しみたいという
そんな集まりです。
その愉しさをちょいとみなさんにおすそ分けしたいって
ことで(売るけどな!)ギャラリー展示をして観てもらおう
ついでに買ってもらおう、というのが眼目でして
商売が主体じゃないです。コスト無視の人がほとんどだし
みんな手弁当で遊んでるわけでやんす。

なので来場して頂けるみなさんにも、あくまでもあそびだという
部分を共有して来ていただきたいと思っております。
そこんとこヨロシクお願いします。
とゆーわけで
30Tからのお願いでやんす。

「30Tからのお願い」

30Tはクレジットカード使えません、レシートもありません。
ごめんなさい。スムーズな会計のため、1000円札と500円玉
をご用意頂けますと大変助かります。
ご協力ありがとうございます。

●期間中は、かなりの猛暑が予想されます。
開場前に並ぼうと思われている方もいらっしゃるかと思いますが、

日よけにになる場所もございませんし、道も狭く大変危険です。
ギャラリーは12時オープンですので、

その時間に合わせてご来場をお願いします。

●近隣住民のためにも、オープン前に並ばれることのないよう、

どうぞご協力をお願いいたします。
(ココんとこ、ホントによろしくお願いしたい。

去年はギャラリー近所のひとの敷地内のクルマに寄りかかったり
傘を当てたりしたお客さんがいて、住民の方にご迷惑をおかけし
てしまったのです。なにとぞ!寺田)

●お花やお菓子等の差し入れは、お気持ちだけありがたく頂戴しまし
ご遠慮させて頂きます。
会場がお客様でいっぱいになりますので、頂いた物を置くことが

きません。どうぞご協力をお願いいたします。

●遠方のお客様へ
30Tに興味を持って下さりありがとうございます。
30Tは、30人のメンバーが自分で作り自分で売るイベントです

通信販売やネット販売などは30Tの趣旨とはズレてしまうため
行っていません。
お問い合わせ等頂いても、大変申し訳ございませんが対応すること

できません。どうぞご容赦ください。
(作家本人とお知り合いの場合は、直接ご相談ください)


*転載の際に寺田が改行してます。

2013年7月8日月曜日

2013年7月4日木曜日

iPadでシゴトする。

























以前はiPod touchでラクガキしてたんですけどね。
さすがに目がきついんで最近やめまして。

んでiPadですけども、これもちろん描きやすいんですが
サイズ的にですね、ちゃんと描かないと、、、って大きさ
があって、描き込まないと、、、って気持ちが邪魔して
気軽にラクガキできなくなっちゃったんですね。
電車の中とかだと目立つし。

で買う気はない!とともだちには明言してた
iPad miniをあっさり買いましたね、試しに。
サイズ的に描きやすいんじゃねえかな、と思ったのです。
持ち歩くスケッチブックに近いサイズだし。

アプリはProcreateいれた。
コレはパブロ「若いのにうますぎる」内田くんのサイト
知ったiアプリなんだけども、扱えるピクセルが4000オーバー
なので仕事に使えるファイルサイズで絵が描けるわけですよ。
描きやすいし、これは今いちばん使ってるアプリなんだけど
コレとiPadminiね、結論からいうと最強です。

iPadminiはナニがいいって軽いのがいい。
電車の中でもブックカバータイプのジャケットだと
目立たないし、軽いから持ってて疲れないし、いい。
画面サイズも、なんか大きさが気軽なんでいい。

いままで飛行機や新幹線で、実際に使う仕事の絵を
一から描きあげたりしたけど、納品前に家で
すこしの修正するだけでそのままオッケーだったりして
かなりいい。

ただ筆圧とかが使えないので、そこらへんがイキになると
素晴らしいなあと。
だからワコムあたりでbluetooth対応でタブレット出して
くれないかなーと思う次第です。
出してー。

追記
筆圧使えるiPad用のペンは出てることは出てるし
持ってるんだが、オレの使い方だとまどろっこしい反応だし
ワコムのintuosに慣れてるとまだまだなのであります。
intuosレベルのを出せー!うそ、出してくださいー!

2013年7月1日月曜日

寺田克也ココ10年展終了。




















昨日6月30日をもちまして
京都国際マンガミュージアムに於ける
寺田克也ココ10年展が無事閉幕いたしました。

ご来場いただいたみなさんに多大なる感謝を。
より一層精進しまして、再びみなさんに
お目にかかれます日のため手ぐすね引いておきます。

ありがとうございます。