2007年4月21日土曜日

たった108つの冴えたやり方


煩悩に次ぐ煩悩で人生を乗り切っていく。
ソニーのあたらしいデジカメG1にちょっとわくわくしかけていた
のだがいろいろスペックを知るうちに購買欲が減衰。
しかしリコーのGX1の液晶ビューファインダーには
わくわく感消えず。
これはちょっと欲しい。欲しいったら欲しい。
こないだロス行ったときに観た「Reign over me」。
主演のAdam SandlerもDon Ceadleもすごくいい。
テーマは重いが語り口は淡々とした空気で最後まで画面に
見入ってしまうのであった。オススメ。
といっても日本ではいつやるのか。
やるのかやらないのか。
こーゆーイイ映画なんだけど日本向けの売りが難しい映画は
タイミングを逸して未公開のままDVDになったりするので
寂しいハナシであります。
是非日本公開よろしく。
てゆーか、この映画主人公がひたすらゲームに没入するシーンが
ありまして。プロジェクターで100インチくらいの画面で黙々
とプレイしているそのゲームこそ上田文人渾身の「ワンダと巨像」
なのであった。ちら、っと映る程度ではなく、スクリーンいっぱい
にプレイ画面が何度も映し出される。
アダム・サンドラー演じる家族を喪なった主人公が、
目を背ける現実の中でもがく姿と、奇蹟的に美しい静謐さを
たたえた世界で巨像を必死でよじ登るワンダの姿が
静かにシンクロする。