2008年4月7日月曜日

地球の長い午後



中学生の時に読んでそれ以来ココロのどこかに
アミガサダケが棲み着いて幾年月。
もう内容も断片もほとんど忘れているのに
ブライアン・オールディスの「地球の長い午後」という
書名だけはいつも忘れないでおりまして
角田純男さんのイラストも好きだったわけでして。
いつのまにか手元から失くなっていたこの本を
買い直してみた。
まだ読んでないけど。

なにがそんなにココロに残ったんだろうか。
植物に覆われた地球、のイメージがなぜかこびりついて
離れないのであります。
しかしいまぱらぱらとめくってみても全然おぼえてないなー。
主人公の名前すら覚えてないのだが、主人公に意識を持つ菌類
アミガサダケが寄生する事だけは覚えてる。
ここは鮮烈。
近いうちに一段落したら読みふけってみる。
中学生の時みたく。

あとコレ買った。えーっと本が見あたらないな。
200年近く前にロンドンで流行ったコレラ。
それはどうして猛威をふるったのか、そして対策は!?
てな翻訳物のノンフィクション。
不謹慎ながらわくわくする読み物になっております。
まだ20Pくらいしか読んでないけど。
とにかく「香水」のパリの汚さの描写も凄かったが
この本の当時のロンドンの不衛生ぶりの描き方も
相当凄い。
てゆーか臭う。