2010年12月8日水曜日

カレーとバイキング



とある機会があってちょいと前に
「ヴァルハラライジング」という映画を観た。
マッツ・ミケルセンとゆーデンマーク出身の役者の
戦闘漂流映画であるよ。

最初詳細を知らず観始めたのですが
冒頭からえらい画面がイカス。
囚われ状態のマッツさんが、ぬかるみの中に突き刺さった杭に
つながれている。
上半身裸で雨に濡れ、体中に文様が描かれている。
周囲にはバイキングな風情のイイ顔しかしてないおっさん達が
取り囲んで座っていて、どうやら戦いを見学してる様子です。

そこでマッツさんは別の似たような男達と2対1で闘わさせられるんだが
大変すばらしい戦闘能力を発揮して勝ち抜きます。
その後、犬小屋のような檻につながれて次の戦闘のため
待機させられる、まあつまり戦闘用の奴隷のようです。
しかも左目がつぶれていて、話すこともできない様子。
無表情のまま、遠くを見つめて、人を殺しますよ。マッツ・デラックス。


日本でやんのかな。
とりあえずは英語版でDVDが出てるようなので
Amazonで買うことにしよう。
こんな素晴らしいものには自腹を切らねばならない。

マッツ・ミケルセンはアレですな、007カジノロワイヤルで
血の涙を流す敵役で世界メジャーになった人ですね。
最近だとクラッシュオブタイタンにも出てた。
愛してやまないルトガー・ハウアーの若かりし頃を
ホウフツとさせる眼窩上隆起とクールアイの持ち主です。
イカスなー。

映画は英語で観たので、若干理解がこなれてないのですが
絵は文句なくかっこいい。
てゆーかかっこよすぎて、そこが嫌いな人はいるかもしれない。
「絵だけじゃん」と言われる映画はたくさんありますからね。

「かっこよさ」とゆーのは映画のBGMと同じで
中身と関係ないところで成立したり、感情を誘導したりするので
危険ではありますね。
まーでもこの映画ではヨシ。
とにかくどのカットもイカスので、日本でDVD出たり
公開されたら是非。

ぜんぜん関係ないがカレーをひさしぶりに作った。
世間で評判のタモリ流レシピです。
うまかった。
残りは冷凍して、後日の胃袋へ。
連日シャカシャカ描いてます。