2014年7月20日日曜日
あたらしい画集でます。
講談社で初めての画集「寺田克也全部」を出版してもらって
からもうかなり経ちます。
アレから今までもいろいろな本を出して頂いたわけですが
キャラクターとかエロとかマンガとかのジャンルごとの本で
して、「全部」的に「絵だけをテーマの」画集は長く出して
なかったわけです。まーそうそう本にしてもらえる絵も
多くはないですしね。
で、集英社からでてるマンガ「西遊奇伝・大猿王」の英語版を
アメリカのダークホースコミックスという出版社が出して
くれてまして、そこから画集を出さないか、と言ってくれて、
「それはもうよろしくお願いします!」とオレが返事をして
「せっかくだから描き下ろしの絵を載せましょう!」と
提案してから、なんと7,8年です。はっはっはっはっは。。。
すみませんすみません!
なんてやさしい出版社なんだ、ダークホース、、、、、、
(そして集英社も、、、、すみませんすみません3巻がんばり)
というわけで、遂に出ました!
ひさしぶりのイラストを集めた画集になります。
「DRAGON GIRL AND MONKEY KING」
The Art of Katsuya Terada
です!
アメリカのアマゾンにはちょっと前から並んでましてね
日本のアマゾンでも洋書として扱ってます。
発売は8月5日です。
序文はギレルモ・デル・トロが書いてくれてますよ!
amazon USだと$28.06!
大判でハードカバーで200ページなんですけどね!
アメリカは本が安いな!
「寺田克也全部」から15年です。
この画集には15年間の絵の中からダークホースにセレクトして
もらった絵が詰まっております。オレとしてはコレだけは
恥ずかしいので外したい、ってのを数点お願いした以外は
直さずにそのまま収録してもらってます。
描き下ろしも数点だけ冒頭のほうにあります。
ページをめくっても、クオリティにさほどばらつきがないです。
とゆーことは15年間ほとんど進歩してないってことだな!
きっつー。
画集とかが出ると、うれしいの反面、同じくらいヘコみます。
昔の自分と、今の実力と対峙せざるを得ないからです。
もっと変わっていかないとなあと、あたらしい画集を前にして
呟いている。
これからもヨロシクです。