2016年5月23日月曜日
冨田勲とキャプテンウルトラとキャプテンフューチャーと
子供の頃に夢中で観ていたのはキャプテンウルトラで
オレは4歳だったわけですが、刺さりました。
その後、時代劇などでキャップを演じてらした
役者さんが悪代官などをやっていると観るのが
つらかった。昔はあんなにいいひとだったのに。。
そのキャプテンウルトラのBGMで「宇宙マーチ」ってのが
ありましてね。劇中活躍してるキャップやらハックやら
シュピーゲル号のバックで勇壮に流れてて、なんでしょうか
メロディ的に寺田少年にぶっささってまして、ああ!
この曲をいつでも聴きたい!(レコードもビデオもない)
聴けない!!!!!と身悶えした結果、少年は宇宙マーチ
を鼻歌で歌い込みまして、何を考えたかノートに
んんっんっんーんーんーん、んっんっんーんーんーんー
と書いてました(実話)
我ながら頭が、こう、悪い。いや、そのくらい好きだった
んですよ、キャプテンウルトラ。
その後小学校の3年の時にキャプテンフューチャーに
ハマるんですよ。エドモンドハミルトンの宇宙活劇。
いわずとしれたSFといえばのハヤカワ文庫で、翻訳は
野田昌宏宇宙大元帥です。
これが実はキャプテンウルトラのインスパイア元だったん
ですよ!運命だなー。ここらへんからSF的なモノに
身も心も奪われていきまして、この時代岡山では深夜に
夕方に夏休みの午前中に、と「宇宙大作戦」が再放送
されまくりで、相乗効果でえらいことになっていた。
それからたぶん中学生になってからだと思うんだけど
サノ(幼なじみ)から教えてもろうたんかどうか
忘れてしもうたんじゃけど冨田勲に出会ったわけです。
出会ったといっても道ばたで出くわしたんじゃなくて
レコードに出会ったわけです。
「惑星」とか「展覧会の絵」とか最高じゃった。。。
なんつっても冨田さんといえばシンセサイザーなので
オレの中でシンセといえばコンマ02秒で冨田勲の名前が
浮かぶ。
そんな冨田さんがお亡くなりになりまして、悲しい。
悲しいので、このインタビューなどを読み返した。
すばらしい柔軟性。かっこいいのです。最後まで冨田勲は
かっこよかったなあ。
で冨田さんのCDなどが手元から消えていたので、買い直して
みようとAmazonとか徘徊してたらキャプテンウルトラの
ミュージックファイルなる、当時の音源のCDがあるのを
知りまして買いました。
もちろんこの音楽を冨田勲がやってまして、4歳から今まで
どんだけ冨田勲がオレの輪郭を形作っていたんだ!と
あらためて思いを馳せてみたりしたのであります。