すごくひさしぶりに本屋に行くと美術手帖が池田学の
表紙で、しかもその横に画集も置いてるもんだから
まんまと2冊ひっつかんでレジに行った。
池田学展を数年前にミズマギャラリーで味わった。
ともだちにその存在を教えてもらって観に行ったのだが
これは物凄かった。
モノスゴイ、とか簡単に言うけど池田学の絵は
文字通り物凄いのです。
すごいショック。
できればみなさんも展覧会があるときに足を運んで
生の目で観ることをオススメするわけですが
生で観てても、これはなにが起こってるのかしら?という
感覚から離れられない。
その時なぜかオレは8倍率の双眼鏡を持っており
ひと気のない瞬間を狙って3mほど下がり
双眼鏡で池田さんの絵を観た。
そうすると他の宇宙から、別の宇宙に浮かぶ世界を
覗き見してる感覚になって、えらく愉しかった。
みなさんも次回の池田学展覧会には双眼鏡を
持参することをオススメしますよ。
そしてでかい画面をほっそいペンで細部に細部にはいっていく
描法に、費やした時間を勝手に感じ取って卒倒しそうに
なるのであります。
ボールペンで暴力的なまでに緻密な絵を描き込む
SHOHEIといい、池田学といい、老眼になったら
どうする気なんだとしなくてもいい心配をしてしまう
オレはすでに近いところにピントが合わないので
あった。どうするんだ。ホントに。
いや、そんなことはどうでもよくて
とにかくがっさがっさと描き散らかしてる自分を振り返ると
ここまで濃密に1枚に向きあうってことも
そろそろ必要なのかも、と思ったりしたのでした。
その後のアメリカでの個展で
B倍にマッキーで描き込んだのも、そのあたりの
影響はないとは言えない。
でもペンとかじゃなくて、太いマッキーというあたりが
オレなんである。でへへ。
2012年9月20日木曜日
2012年8月29日水曜日
モダンファート。
かつて全力でひまつぶしにいくサイトがコンセプトな
デイリービタミンってサイトがあったんですが
そこで連載してた「東京空腹画トウキョウハラヘリーガ」
てなコンテンツがそのまま地滑りしたサイトが
伊藤ガビンさんの手によって完成しました。
その名もモダンファート。
http://modernfart.jp
まーひまだったら是非。
ひまじゃなかったらそれもまたよし。
んでハラヘリーガのあたらしいのも
そのうち適度にアップされていきますので
おたのしみに。
だらだら空腹なんですよ。
デイリービタミンってサイトがあったんですが
そこで連載してた「東京空腹画トウキョウハラヘリーガ」
てなコンテンツがそのまま地滑りしたサイトが
伊藤ガビンさんの手によって完成しました。
その名もモダンファート。
http://modernfart.jp
まーひまだったら是非。
ひまじゃなかったらそれもまたよし。
んでハラヘリーガのあたらしいのも
そのうち適度にアップされていきますので
おたのしみに。
だらだら空腹なんですよ。
2012年8月20日月曜日
レーピン。
マルドゥックヴェロシティー新装版の色校。
いいかんじ。
もうすぐ発売です。
先日、用事で渋谷に出たので速攻でBunkamuraミュージアムに
行ってロシアの画家「レーピン展」。
ものすごいわかりやすい絵でなんだか驚いた。
好感。
うまい。
心に残ったのは娘のポートフォリオ。
タイトルは「日向で 娘ナジェージダ・レーピナの肖像」
明るい戸外で黒い日傘をさして微笑んでいる。
直射光と反射光の表現がほんとに素晴らしくて
しばらく足が動きませんでしたよ。
しかしなんだろうか、このわかりやすさ、と考えて
誤解を招くかもですけど、ココかなと思ったのは
この画家は自分の絵そのものの出来より
描いている対象に心を置いて、で、その表現の結果
たぶんにキャラクター化されているような気がした
から。つまりマンガ的な方法論で人物造形をしてる感じが
あるのです。
おもしろかったです。
2012年8月16日木曜日
Bunkamura。
そんなわけで昨日から渋谷のBunkamuraギャラリーにて
「Another」オマージュ展開催中です。
上の2点をかきおろし、展示販売中。
オープニング一瞬だけ顔だしてきました。
〆切抱えてたので展示をざっくり観て速攻帰宅。
ひとの作品観てると落ち着かなくなるのであります。
挨拶もなく、失礼しましたー。
ギャラリーは無料なのでお近くの方や
たまたまBunkamuraそばに来た方はぜひ覗いてって
ください。
2012年8月14日火曜日
取り壊し現場。
近所で家がこんなかんじに。
取り壊し現場にはついつい目を引き寄せられるわけですが
それは破壊衝動もあると思いますけど
住宅の場合、そこに長く人が住んでいた痕跡があるから
だなー。何十年住んでいても、壊すのは1日で終わったり
するのをみてると無常を感じるのでございます。
家、お疲れさま。
取り壊し現場にはついつい目を引き寄せられるわけですが
それは破壊衝動もあると思いますけど
住宅の場合、そこに長く人が住んでいた痕跡があるから
だなー。何十年住んでいても、壊すのは1日で終わったり
するのをみてると無常を感じるのでございます。
家、お疲れさま。
2012年8月13日月曜日
マルドゥック・ヴェロシティ新装版。
冲方丁「マルドゥック・ヴェロシティ」の新装版のカバーを
納品したりいろいろ。
とにかく働いてますが、いろいろ渋滞しててすみません。
右手が10本欲しい。(でも脳がひとつなので同じ絵が10枚…)
「ヴェロシティ」の絵はこないだ描いたBRUTUSアメコミ特集
と同じ描き方で描いてます。
鉛筆の線にPainterのoil paintって筆で色を乗算で重ねるやり方。
この筆はたしか昔のバージョンからインポートして
使ってる気がするので、今のバージョンに同じ筆があるのかどうが
わからん。一回のストロークで同時に数本のラインが描ける筆だが
その線ごとに、選択している色の近似色をランダムに置いていく。
まーつまり本物の絵の具を混色したときに、混ざりきらない色が
偶然の色調を作り出すアレを模倣しているわけです。
色ムラを求めるわけです。
デジタル水彩と違って塗った色同士がじんわり混ざるということは
ないので、実際の不透明絵の具を扱うように、グラデーションごと
に求める色を選択しては置いていく塗り方になる。
たまに水筆でぼかして馴染ませたりもするけど、これはあまり
使い過ぎるとフォーカスの合わない絵になりやすいから
最近は前ほど使わない。
管理された範囲での偶然性ですけども、それでも
そこが愉しいブラシです。
前から使ってたんだけど、やっと使いこなせてきてるとゆーか
今のタッチにハマってる感があるのでしばらくこれでいこうかと
思ったりしております。
納品したりいろいろ。
とにかく働いてますが、いろいろ渋滞しててすみません。
右手が10本欲しい。(でも脳がひとつなので同じ絵が10枚…)
「ヴェロシティ」の絵はこないだ描いたBRUTUSアメコミ特集
と同じ描き方で描いてます。
鉛筆の線にPainterのoil paintって筆で色を乗算で重ねるやり方。
この筆はたしか昔のバージョンからインポートして
使ってる気がするので、今のバージョンに同じ筆があるのかどうが
わからん。一回のストロークで同時に数本のラインが描ける筆だが
その線ごとに、選択している色の近似色をランダムに置いていく。
まーつまり本物の絵の具を混色したときに、混ざりきらない色が
偶然の色調を作り出すアレを模倣しているわけです。
色ムラを求めるわけです。
デジタル水彩と違って塗った色同士がじんわり混ざるということは
ないので、実際の不透明絵の具を扱うように、グラデーションごと
に求める色を選択しては置いていく塗り方になる。
たまに水筆でぼかして馴染ませたりもするけど、これはあまり
使い過ぎるとフォーカスの合わない絵になりやすいから
最近は前ほど使わない。
管理された範囲での偶然性ですけども、それでも
そこが愉しいブラシです。
前から使ってたんだけど、やっと使いこなせてきてるとゆーか
今のタッチにハマってる感があるのでしばらくこれでいこうかと
思ったりしております。
2012年8月9日木曜日
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