2010年12月26日日曜日

十五夜物語

あ、コレ書くの忘れてました。
先月号の早川書房のSFマガジンから、夢枕獏さんと合作連載が
始まっております。
タイトルは「十五夜物語」。

遠い南米の地で夜な夜な産まれた絵物語を計15回に
渡ってお届けしております。
滔々と流れる獏語りに、溺れぬように絵を添えて行きます。
時に絵が我を張る事もあり、時に文字と溶け合う事もあり。

おたのしみいただけたら、嬉しい。
よろしくです。

あとTEE PARTYの「寺田克也半袖店」第二弾、来年早々に
陳列予定です!
こっちもよろしく!

2010年12月22日水曜日

もうネンマツ。


2010年が怒濤のように駆け抜けていきますよ。
オレの脇を。
思ったことの半分も、できなかったなあ。
まあ毎年そう言うわけですが!!
はっはっはー。。。

なにやら世間はクリスマスですよ。メリーメリー。
まあ自分には関係ナイスマスなので、仕事するよ。絵を描きます。

あ、上のTEE PARTYの「寺田克也半袖店」ですけどね。
さすがオンシーズン!冬こそ半袖!
というわけでばっちり、すこーしづつ、ぼちぼちと、
爪に火を灯すがごとく営業中です!
おっそいクリスマスプレゼントにどんぞ!!!!!

近々第2弾の絵柄もどばーんとチンレツします!
青少年育成条例にひっかかる勢いです!
むしろひっかけたい。

「NOと言えるTシャツ」です。
とおもったけど、着てると人にえらそうになる
病気に罹るのでやめます。



2010年12月9日木曜日

The Horsemanとカレー


連日ほぼひきこもりで絵ばかり描いてるわけですが
横目で映画を眺めております。
ときどきオモロイと手がとまったりするが。

これまたちょい前に観た「The Horseman」っつーのが
なかなかにすさまじかったのでご報告します。
これまた日本語なしなので、理解度30%なんですが、
十代の娘さんをひどい出来事で失った
おとうちゃんが、娘さんの最期に関わった人間を
かたっぱしからナニしていく映画でした。
ホラーじゃないし、ギャグでもないんですが
あまりにも過剰な感情や戦いっぷりや
殺人を辞さないっぷりが
凄くて、途中から仕事の手がとまったりなんかしました。
いけないいけない。

オーストラリア映画です。
スティーブン・カストリッシオスてひとが監督。
日本にきたのかなー、これ。2008年の映画ですね。
痛くてリアルな格闘シーンラブ!の人や
シリアスでヘビーなベンジェンスムービーが好きな人には
オススメだと思います。
仕事に戻ります。



2010年12月8日水曜日

カレーとバイキング



とある機会があってちょいと前に
「ヴァルハラライジング」という映画を観た。
マッツ・ミケルセンとゆーデンマーク出身の役者の
戦闘漂流映画であるよ。

最初詳細を知らず観始めたのですが
冒頭からえらい画面がイカス。
囚われ状態のマッツさんが、ぬかるみの中に突き刺さった杭に
つながれている。
上半身裸で雨に濡れ、体中に文様が描かれている。
周囲にはバイキングな風情のイイ顔しかしてないおっさん達が
取り囲んで座っていて、どうやら戦いを見学してる様子です。

そこでマッツさんは別の似たような男達と2対1で闘わさせられるんだが
大変すばらしい戦闘能力を発揮して勝ち抜きます。
その後、犬小屋のような檻につながれて次の戦闘のため
待機させられる、まあつまり戦闘用の奴隷のようです。
しかも左目がつぶれていて、話すこともできない様子。
無表情のまま、遠くを見つめて、人を殺しますよ。マッツ・デラックス。


日本でやんのかな。
とりあえずは英語版でDVDが出てるようなので
Amazonで買うことにしよう。
こんな素晴らしいものには自腹を切らねばならない。

マッツ・ミケルセンはアレですな、007カジノロワイヤルで
血の涙を流す敵役で世界メジャーになった人ですね。
最近だとクラッシュオブタイタンにも出てた。
愛してやまないルトガー・ハウアーの若かりし頃を
ホウフツとさせる眼窩上隆起とクールアイの持ち主です。
イカスなー。

映画は英語で観たので、若干理解がこなれてないのですが
絵は文句なくかっこいい。
てゆーかかっこよすぎて、そこが嫌いな人はいるかもしれない。
「絵だけじゃん」と言われる映画はたくさんありますからね。

「かっこよさ」とゆーのは映画のBGMと同じで
中身と関係ないところで成立したり、感情を誘導したりするので
危険ではありますね。
まーでもこの映画ではヨシ。
とにかくどのカットもイカスので、日本でDVD出たり
公開されたら是非。

ぜんぜん関係ないがカレーをひさしぶりに作った。
世間で評判のタモリ流レシピです。
うまかった。
残りは冷凍して、後日の胃袋へ。
連日シャカシャカ描いてます。