2015年11月2日月曜日

寺田克也ココ12年展、福島で開催中。

























てなわけで、福島の郡山からちょいと行ったところにある
元桜中学校、現福島ガイナックス、空想とアートのミュージアム
福島さくら遊学舎にて展覧会開催してます。

2年前の京都マンガミュージアムでの「ココ10年展」の
2年分ちょい足し巡回展示です。巡回とはいうものの
これにてこのふすまスタイルでは打ち止めになります。
今回展示中からふすまを販売することにしました。
これで大もうけ、ということじゃなくて、ぶっちゃけ
展示費用にあてたり、おもな理由としては保管場所が
たいへんだっつーことです。はっはっは。
どんどん傷んでいきますしね。
というわけで、この寺田フスマが林立する大展示は今回が
ラスト。ぜひ足を運んで頂けると幸いです。

と、いうものの、正直関東方面から会場までの移動手段が
割とネックです。福島の郡山までは新幹線つかえば1時間半ですが
そこから会場もよりの三春駅までは1日に15本運行の磐越東線を
使って、そこからタクシーで1600円ほどの距離です。

郡山からタクシー一本でいくと片道3000円を超えます。
往復で6000円。新幹線代いれるとかなりの金額になります。

電車のいちばん安い方法は乗換まくって6000円を切る方法が
ありますが片道で5時間半ちかいです。うーんすみません遠くて。

クルマ持ってる人は東京から来たほうが速いわ安いわだったり
します。駐車場は広いんです。

そこを乗り越えてきていただければ、展示そのものは
いい展示だと自負しております。おもしろいです。
京都からの展示チーム、デザインチーム、最強です。

京都の時も感じたんですけど、ひとの背丈くらいある絵の中を
うろうろするカンジ、これはなかなか味わえないです。
フスマとフスマのあいだから、むこうのフスマが見えて
歩いて角度を変えると景色がかわる。
峠を越えて歩いていて、山しかなかったのが
瞬間、松林があらわれて、そのすきまから海がみえるような
そんな印象があります。
おもしろい。
それは是非とも味わって欲しいので、よろしくお願いします。

東京でやらねえのかよ!ってハナシもよくされたんですが
この2年、探してみてたものの非力なもので、会場がみつかり
ませんでした。こういうのは会場が手をあげてくれないと
実現しないものです。
その意味でも福島ガイナックスさんには感謝してます。
展示会場としてはすごく興味深いところなので
今後の展示では交通手段とかもふくめて
もっともっといい場所になれるポテンシャル、あると思います。

11月は21,22,23と会場で絵を描くところを公開してます。
1月の9,10日もやります。
動物園のどうぶつ状態です。
ぜひぜひ。