2012年1月27日金曜日

ありがとうございます。

早川書房「SFマガジン」で行われてる
第23回「SFマガジン読者賞・イラストレーター部門」の賞を
いただきました。投票していただいた方、ありがとうございます。
感謝感謝。
がんばります。

2012年1月26日木曜日

Corel Painter12update

Painter12をなんとか使いこなそうとしているわけですが
もうこの描き味に飽きてもいる。
とはいえ他のペイントソフトも一長一短で、結局慣れたPainterに
舞い戻るわけなんであります。
Artrageなんかすごいいい感じの描き味なんだが
ダブルモニター使いなのに、パレットがメインモニタから
動かないところが嫌いでメインソフトにならない。
SketchBook proはPhotoshopがあればいいや、ってかんじだし。
で最近はPhotoshopでざっくりした感じの着色もできるので
そっち一本でもいいんじゃないのかと思ったりしつつある
今日この頃です。

Painter12も発売されてすぐ英語版を購入して
試し試し使っていて、なんとかまあこのあたりかな、という
使用感は得たのですが、透明水彩のブラシについては
いまだに6.0がベストのバランスだったなあと感じる。
バージョン8くらいから実用に耐えるまでは戻ってきては
いるのですが、細かい感触がズレたままだ。
しかもバージョンが変わる事に絶妙にズレが変わる。
その都度設定をいじって探るわけですが、もうめんどくさい
ので、ここらへんでいいや、ってところで我慢するのです。

これがアナログの絵の具だと、物理特性とかの
本当にどうしようもない癖になってくるので、我慢というより
乗りこなすべき課題、として見えてくるんだが、デジタル画材の
場合、プログラムでなんとかなるんじゃないスか?という思いから
逃れられない。なんでできないのかわからない。
なんで6で出来てた水彩の感触が、
こうもくるくる変わっていくのか。
ああ、もう自分でプログラム組めれば!!!!とか思うが
いまさらプログラマーの勉強する時間も惜しいので
いつもアナログに戻ってやる、と呟きながらデジタルを
いじりまわすのであるよ。

Painter12には描き味とは別の文句がある。
ダブルモニターでサブにパレット類、メインに完全に絵の画面表示
オンリーで使っているわけですが、バージョン6から
バージョン11までふつーに「開く」メニュー選択するとメイン画面に
選択ウインドウが開いたのに12からなぜかサブモニタにしか
開かない。ウインドウの位置情報を覚えるわけでもなく、いちいち
サブモニタにメニューウインドウが開く。
そのくせ画像ファイルはメインモニタにちゃんと開く。
こまかいことなんだが
流れるような作業をしてるときはイライラする。
つーか11まで出来てたじゃん!

あと細かいイライラをあげると、ブラシサイズウインドウの
スライダーを使ってサイズ変更をするときに、バージョン11までは
スライダーの移動に合わせて、ブラシサイズのアイコンが変化して
リアルタイムに視認できて話が早かったのが、
12からはスライダーを動かした「後に」アイコンサイズが変化する
アホ仕様になっていて、これがまたイライラする。
後から変化してなんか意味あんのか!
更年期障害か!!と、そんなことでイライラする自分にまた
イラつくわけだが、バージョン1から使っている慣れを無視した
こういう変更になんの意味があるのか24時間くらい問い詰めたい
気持ちでいっぱいです。

んでさっきアップデータ出たので、もしやこの2点が直ってる?と
期待に鳩胸になりつつポーポーいいながら試してみると
なんにも変わってなくて耳から煙をあげつつ、やる気がゼロです。

2012年1月16日月曜日

2012年1月14日土曜日

ヴァスケスサウンド。


10歳やて〜。
凄い。
美空ひばりの再来と言えよう(いわない)

2012年1月13日金曜日

ぎゅいんぎゅいん

慣れないなー、あの携帯の地震注意の音。
ギュイン!ギュイン!ギュイン!ってやつ。
久しぶりに聞くとゾクッとくるなー。

先日の高島屋での展示会。
かきおろし1点を含むプリントアウトフォトアクリル額装11点
が無事売れまして、高島屋の取り分とオレの純経費を除くと
約17万円の黒字が出ました。
ありがとうございます。
まーこれはイレギュラーな収入だし、もともとの展示の起こりが
大友さんに誘われて参加した泉谷さんのマンガサミットチャリティー
つながりってこともあったのでココはひとつ、
ぶわぁーーーーーーーーーーーーーっと使おうってんで
Lサイズの女性用下着と味噌と雨合羽などを買った!

こないだ紹介した復興市場でな!

んで、ちょいと残った分はコッチに投下。
ここは金の行方の透明性が高くてモヤモヤ度が低いぞ。
ハイチとか同じ地震でいまだに厳しい状況らしいし
カラダを運べない分、他人任せっつーことで!
なにはともあれ、絵をお買い上げくださった方々へ感謝します。
これをもってご報告とさせていただきます。
よっしゃシゴトシゴト(去年からのがぜんぜんおわってない)

あ、早川書房「SFマガジン」で夢枕獏さんと連載してました
「十五夜物語」の最終回を無事入稿した。
近い将来に本にまとまると思います。
よろしくよろしく。

2012年1月9日月曜日

前に

とあるトークショーにでたとき
最前列のはしっこにすわったおじさんが
最初から最後までこんな感じでした。

2012年1月8日日曜日

正月ボケなし



働いております。
正月ボケなどない!
断じて!

GIFfunてソフトがたのしいのでつくってみた。
上の「新・魔獣狩り7鬼門編」のカバー絵をクリックしてみると
今年いいことがあります。

2012年1月2日月曜日

今日から

去年の秋から引き続く仕事を多々抱えているので
年末年始の気分は排除して
今日からシゴトも通常運転です。キリリ。
といいつつ「進撃の巨人」の6巻を読む。
おお、こんな展開に。

大晦日の夜は録画した格闘技をみた。
UFCとDREAM元気ですか大晦日興行。
あまりに長い興行なので録画して入場シーンを早送りしつつみた。
思い出せる試合について書いてみる。
結果をまだ知りたくない人は読まないように。

ブロック・レスナーはオーフレイムに負けて引退表明。
格闘家はあまたの数いますが、その人ならではのオーラを
持つ人はやっぱし一握りだと思う中、この人は
その手の空気を持っていた選手だけに惜しいって
ところが正直なきもち。
試合開始直後からスピナーかますなり
テイクダウンの波状攻撃をしていればまた展開は
変わっていたと思うのだが、なぜかアリスターの
距離でうまくもない打撃につきあった印象がありますなー。
惜しみつつご苦労様でしたと言いたい。

所は惨敗だったわけですが、入場のときの
能天気な表情をみたときに、これは、、、とは思った。
20年近く格闘技を観てきて思うんだけど
ある種の笑顔ではいってきた選手は高い
確率で負けてると思います。
少なくともオレが観てきた総合、キックの千を超える試合で
素にちかい笑顔で入ってくる選手は7割くらい負けてる。

同時に大向こうを意識して
意識的に作り上げたコワモテの顔して入ってくる選手も
勝ったり負けたりな印象です。
試合そのものにフォーカスしてない、という意味では
ふぬけた笑顔に通じるんだろう。
むしろ余分なチカラが表情筋から抜けて
目だけが射ぬくような光を持った選手が入場してくると
おっ、と思うし、大抵試合も期待できることが多いです。
なんにでも通じることですけど
緊張感の欠いた心構えで事に臨むと、大抵やけどしますな!
自戒自戒!

川尻と宮田。
川尻の完封といっていいんじゃないでしょうか。
この人も修斗の下北タウンホールの頃から
ずっと観てきてますけど、余人がなかなか経験することのない
ステージで苦労した部分がカラダにいい雰囲気で
成ってきてる感じがしますね。
過剰な自信を抑え込めた時のこの人はいい。
対する宮田選手は嫌いじゃないんだけど
ずーっと引きずってるオリンピックメダリストのプライドが
ある一線でファンになり切れない空気をもたらす。
苦労して総合にアジャストしてきて、試合結果も
ともなってきた昨今ですが、「オレ様」度も復活。
川尻に勘違いしてるってことを教えてやります、って
いいつつ、その言葉が見事にブーメランで
自分に返ってきて2011年は終わりました。

マッハと長南の再戦。
去年ともだちの誕生日パーティでひさしぶりにマッハに
会ったとき、マッハも大人になったなあと思ったりした。
いや、でっかい子供みたいな笑顔はまんまなんだけど。
このふたりの初戦は生で観てたわけですが
そん時勢い的にたぶん長南が勝つかなーと思って観てて
まー結果もそんな感じになったのですが、今回の再戦は
正直わからず、でもマッハかな、と思ってました。
いろいろオトナな試合だった。

フジメグ。
藤井さんをずっと応援しております。
いやホントにすげえよ。
おなじ岡山県人だしな!
とゆーより日本人が誇っていいレベルの人です。
この女(ひと)を見よ、といいたい。

高谷とレオン。
ここんとこのレオン武の完成度は目を見張るレベルだったので
レオン勝つかな、と思ってた。
髪もへんな染めをやめてきてたのでよかった、と
思ってたら大晦日、また染めてた!
しかし高谷の魂がレオンの技術を上回り
押しつぶした印象でした。ちょっとした圧力でも
技術でのし勝つレオンを、最後まで押しつぶす。
すごいわーこの人も。
レオンはもう髪を染めないほうがぜんぜんいいです。

北岡とアオキ。
なんでしょう。曰く言い難いこの試合の意味。
ずっと一緒に切磋琢磨してきた相手と闘うわけですから
もちろん複雑な感情があるのは想像できるし
プロだから誰とでも闘うって気持ちはすんなり理解できるし
そこにおいてはなんの疑問もオレはないんだけど
なぜかこのふたりの試合がもやもやしたのはなんでだろう。
結果アドレナリンが噴き出るような名試合になったわけでも
ないけどやたら緊張感だけは持続する重試合であった。
オレは観ながら、ふたりが重ねてきたスパーリングを思い浮かべてた。
ともすればスパーリングのようなものに変貌しそうなものを
ふたりで必死で試合として成立させようとしているみたいな。
冷えかけた金属の塊が胃の腑に居座るような観戦後感。
この試合で、ふたりはなにを得たんでしょうかね。

石井とヒョードル。
フタを開けてみると石井に勝機がゼロ、みたいな試合展開。
去年3連敗したヒョードルの姿はどこにもなく
PRIDEで不敗だった皇帝がそのままリングの中にいた。
とはいえヒョードルと対峙した石井は
得難い体験を重ねたのではないかとも思う。

この興行が、2012年のことしにどう繋がっていくのかは
あいかわらず不透明な日本の総合格闘技界ではありますが
2月には現在の最高峰UFCの興行も日本にやってくるわけですし
なんらかの流れになっていくことを願いつつ
わたしは仕事に戻ります。