2016年5月30日月曜日
台湾で個展。
台湾の台北で個展やることになりまして
6月の4日から、1ヶ月ほどやります。
WRONG galleryってところです。
5日はライブドローイングとかやる予定。
ああ、ちょうど台北にいるわってんで、通りすがり
のお客さんもぜひ。
内容はデジタルのプリント出力40点あまりと
アナログのスケッチ的なもの30点ほどです。
軽い感じです(たぶん)
初めての台湾ってことで、お披露目的なラインナップ
なので描き下ろしバリバリって感じではないのですが
よろこんでいただけるといいなー。
2016年5月26日木曜日
軍艦島で描きました。
長崎の軍艦島コンシェルジュからの依頼で始まった
長崎炭鉱四島での龍神ドローイングツアーは3月の高島
4月に池島ときて今回端島、通称軍艦島での外描きであります。
フスマに紙用マッキーで描きます。
前2島ではスタッフのみでのドローイングでしたが
(ここに仲雷太さんによる動画リンクあり。
今回は告知活動協力の方々に見守られつつの作業となりました。
いやしかしまさか軍艦島でフスマドローイングやることになる
とはオレ出産前のオレの母親も想像しなかったであろう。
当たり前だが。
前日は雨!予報も雨か曇り、というほぼアウトな予定日を迎え、
前日は雨!予報も雨か曇り、というほぼアウトな予定日を迎え、
ハラハラで迎えた当日の朝、なんだか曇ってはいるけど雨はなし
このまま保ってくれたら!ということでフスマを抱えて出港。
40分ほどで端島到着の頃には、なんだこれみたことない
龍のような雲がかなたに出現、島の上空はうっすら晴れている
というこの状況!奇跡か!とわらわらと上陸させていただく。
長崎市職員さんの厳密な注意を守りつつ描画開始。
X階段、児童公園前、そして端島小中学校グラウンド、
仕上げは貯炭場跡で無事ドローイング終了しました。
天気はピーカン過ぎず、適度に雲ありの最高のコンディション。すばらしかった。
関係各位、長崎市のみなさん、ありがとうございました。
ラストの4枚目の龍神は7月に長崎のクルマで行ける炭鉱島、
伊王島で行われる予定であります。よろしくよろしく。
2016年5月23日月曜日
冨田勲とキャプテンウルトラとキャプテンフューチャーと
子供の頃に夢中で観ていたのはキャプテンウルトラで
オレは4歳だったわけですが、刺さりました。
その後、時代劇などでキャップを演じてらした
役者さんが悪代官などをやっていると観るのが
つらかった。昔はあんなにいいひとだったのに。。
そのキャプテンウルトラのBGMで「宇宙マーチ」ってのが
ありましてね。劇中活躍してるキャップやらハックやら
シュピーゲル号のバックで勇壮に流れてて、なんでしょうか
メロディ的に寺田少年にぶっささってまして、ああ!
この曲をいつでも聴きたい!(レコードもビデオもない)
聴けない!!!!!と身悶えした結果、少年は宇宙マーチ
を鼻歌で歌い込みまして、何を考えたかノートに
んんっんっんーんーんーん、んっんっんーんーんーんー
と書いてました(実話)
我ながら頭が、こう、悪い。いや、そのくらい好きだった
んですよ、キャプテンウルトラ。
その後小学校の3年の時にキャプテンフューチャーに
ハマるんですよ。エドモンドハミルトンの宇宙活劇。
いわずとしれたSFといえばのハヤカワ文庫で、翻訳は
野田昌宏宇宙大元帥です。
これが実はキャプテンウルトラのインスパイア元だったん
ですよ!運命だなー。ここらへんからSF的なモノに
身も心も奪われていきまして、この時代岡山では深夜に
夕方に夏休みの午前中に、と「宇宙大作戦」が再放送
されまくりで、相乗効果でえらいことになっていた。
それからたぶん中学生になってからだと思うんだけど
サノ(幼なじみ)から教えてもろうたんかどうか
忘れてしもうたんじゃけど冨田勲に出会ったわけです。
出会ったといっても道ばたで出くわしたんじゃなくて
レコードに出会ったわけです。
「惑星」とか「展覧会の絵」とか最高じゃった。。。
なんつっても冨田さんといえばシンセサイザーなので
オレの中でシンセといえばコンマ02秒で冨田勲の名前が
浮かぶ。
そんな冨田さんがお亡くなりになりまして、悲しい。
悲しいので、このインタビューなどを読み返した。
すばらしい柔軟性。かっこいいのです。最後まで冨田勲は
かっこよかったなあ。
で冨田さんのCDなどが手元から消えていたので、買い直して
みようとAmazonとか徘徊してたらキャプテンウルトラの
ミュージックファイルなる、当時の音源のCDがあるのを
知りまして買いました。
もちろんこの音楽を冨田勲がやってまして、4歳から今まで
どんだけ冨田勲がオレの輪郭を形作っていたんだ!と
あらためて思いを馳せてみたりしたのであります。
2016年5月22日日曜日
中ノ俣の猫又てぬぐい
新潟は上越市の中ノ俣という集落がありまして。
そこは写真家の佐藤秀明さんが長く撮影に訪れているところ
なんですけど1度、佐藤さんにくっついて遊びに寄らせて
頂いたことがあります。
いろいろごちそうしていただいて、とにかく山菜がうまい。
ああ、うまい。
タケノコ焼いたヤツとか酢漬けにしたやつとか最高でしたよ。
で、お返しになるのかならないのかさておき、
木の板に猫又の絵を描いてきました。
中ノ俣には猫又退治の伝説があるんです。
2016年5月17日火曜日
2016年5月10日火曜日
2016年5月5日木曜日
ライブドローイン!
てなわけで昨日YouTubeにあげた動画は
年頭に福島でやったココ12年展の会場でやったライブで
描いたやつです。iPadproをてにいれたばっかりでうれしがって
使ってます。でもペンシルがこのときは手に入ってなかったので
ほぼ指です。
アプリはprocreateというiPad用の絵を描くやつ。
印刷前提のシゴトの絵をiPadで描く場合、いまんとこ一択に近い。
ナイスなアプリです。現時点でオレにとっての最高モバイル
描画環境がiPadpro+procreate+apple pencilです。
んで、このときは指で描いた。
お客さんもたくさん来てくださって満員御礼の中
iPadをプロジェクターに繋いだappleTVとWi-Fiで繋ぎ、
ミラーリングさせてライブドローイングを観て頂く、という
何度もやっていたカタチ。これでスタートしたんですが
おやおや?
接続が切れてますよ?
という現象が収まらず、時折繋がるんですけど、とにかく
切れる。appleTVとiPadがうまくない。
こんな現象は初めてだったので対処のしようもなく
なんとかごまかしごまかし描いたんですけど
3時間の予定がそのうち1時間は接続し直しショーになってた!
お客さんはやさしいひとばかりで、暖かい目で
脂汗かいてるオレを静かに眺めていてくれました。。。。
あのときのお客さんには、ぜひこの動画で
ぶつ切れじゃないドローイングを再体験していただければ幸い。
このライブは1日目が線画、2日目が着色、という構成に
なってて、それぞれ内藤泰弘、桂正和というBIGなゲストに
トークのふりしてオレを横でほめてもらう、という
姑息な考えの元、実施されたのですが
この接続トラブルの間も、おふたりに間を持たせて頂いて
結果すっごい助かったという。
ほんとにその節はありがとうございます。
一生ついていきます。
これを教訓に、今後このシステムでライブドローイングする
時はかならず有線で繋ぐ第2の手段を用意しておかないと
いけないなあ、と深く心に刻みました。
しかしこのiPadpro+procreate+apple TV+プロジェクターorモニター
というデジタルライブドローイング構成は普段はじつにシンプル
かつ安定しているのでオススメであります。
福島での不調の原因は、ライブをやった会場の通信環境が
安定しておらず、どうやらオレの使ってたWi-Fiルーターがそれを
受けて中継基地をふらふらあっちこっちに切り替えてたせいでは
ないかと、いまんとこ思っている。
なぜならその夜、宿にもどって同じことを試したら
まったくもって安定して使えたから。
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