2013年4月25日木曜日

SFマガジン。























まあ知らない人はググって頂きたいが、
SFマガジンという雑誌は日本でいちばん老舗の
SF小説月刊誌なのである。
オレが生れた時にはもう存在していた。
早川書房という出版社から出ているその雑誌は
SF少年なら一度は通過する存在だったわけです。
中学生とか高校生のころは、読者欄に投稿もして
おりましたよ。そんでもってそこで知り合った東京の
子と文通したりしたなー!ぶんつうて!!

大事だったのはその読者欄に掲載されると当時は
その月にでる文庫本を1冊貰えるという事で
その後、へたなイラストをちょいちょい投稿しては
何度か掲載されて文庫本をせしめてました。
お小遣い内でやりくりするには、読みたい本が
多すぎたのでうれしいシステムでしたな。

そんなSFMのカバーは、加藤直之さんが担当されていて
それはそれは毎月かっこよかったものです。
毎号カバーがいちばん楽しみだった。
ずっと後にカバー担当してた小坂淳さんもエッジの効いた
強いイメージを放っててあこがれてました。
そんな雑誌で表紙を描くのは夢のひとつでして
やっとこさ叶ったなあという感慨もあります。
まあいつもの感じの絵になりましたけども!
なんとなく当時の加藤さんのイメージで色とか
塗ってみましたよ。

さらに雑誌の中で展覧会にあわせた特集まで
くんでいただいて、感謝です。あまつさえ加藤さんと
対談までさせてもらいまして!うひゃー!
加藤さんとは面識を得てからはそこそこ長いおつきあい
なのですが、いまだにお会いすると緊張するのです。

そんな今月号のSFマガジンをよろしく。