2012年8月20日月曜日

レーピン。





















マルドゥックヴェロシティー新装版の色校。
いいかんじ。
もうすぐ発売です。

先日、用事で渋谷に出たので速攻でBunkamuraミュージアムに
行ってロシアの画家「レーピン展」。
ものすごいわかりやすい絵でなんだか驚いた。
好感。
うまい。
心に残ったのは娘のポートフォリオ。
タイトルは「日向で 娘ナジェージダ・レーピナの肖像」
明るい戸外で黒い日傘をさして微笑んでいる。
直射光と反射光の表現がほんとに素晴らしくて
しばらく足が動きませんでしたよ。

しかしなんだろうか、このわかりやすさ、と考えて
誤解を招くかもですけど、ココかなと思ったのは
この画家は自分の絵そのものの出来より
描いている対象に心を置いて、で、その表現の結果
たぶんにキャラクター化されているような気がした
から。つまりマンガ的な方法論で人物造形をしてる感じが
あるのです。
おもしろかったです。