2013年5月16日木曜日

エキスポマンガinマドリッド!























去年の頭だったかに、facebook経由でスペインの
マドリッドで開催されてるEXPOMANGAという
日本のマンガとアニメ好きが集まるコンベンションに
ゲストで来ませんか?というお誘いを頂いたのです。

その時は時間が合わなかったのでお断りしたんですが
来年だったら行けるかもですと伝えてたら
今年ふたたびゲスト依頼がありまして
2度もお誘いされて断るのも民間外交的にどうよ、と
いう事で是非に!と伝えて
行ってきましたマドリッド!25年ぶりです。

ゲストにはもうひとり「トライガン」の内藤泰弘も
招待されていたので、行動を共にさせてもらって
結果たのしい時間を過ごせましたよ。
ないとーくんありがとなー!
3日間のコンベンションで並んでサイン会とかもやった。
内藤人気は高くて、ずらーーーーーっっとファンが
並んでおりましたよ!万歳!
オレの方はほとんどが「Blood: The Last vampire」の
ファンだったので小夜をメインにサインした。
あと「ゼルダの伝説」のリンクを山ほど描いたのですが
これについては後述。

つっても日本の仕事を丸抱えして行ったので
メシとイベント以外はホテルでシコシコ仕事してました。
まあそれはいつものことなのであった。
といいつつも、1日だけはフリーの日を確保して
念願のプラド美術館にベラスケスを観に行ったのであるよ。
ああ!ディエゴ!

思えば人生初の海外旅行は雨宮慶太、西内としおとオレ
というデコボコなトリオで1ヶ月、ドイツとスペインに行っ
たのでした。25年前の事です。
雨宮さんと西内さんはどちらもオレの4つ上の
阿佐ケ谷美術専門学校の先輩でして、仲良くしてもらって
た事もあって実現した旅行だったんですよ。
移動はユーレイルパスでがたんごとんと電車をたのしみ
ノープラン行き当たりばったりで安いホテルを探して
街をうろうろしてメシを喰うってだけの旅行だったのが
初めての海外ってこともあって、妙にたのしい記憶です。

その中でマドリッドではプラド美術館には行こうぜ、って
事で好きだったベラスケスのオリジナルに初めてまみえた
わけですが、その時の衝撃はいまも新鮮なまま胸にある。

人間がここまでの描写力を手に入れる事ができる、という
その事実をベラスケスの絵が証明してる凄さの前に
立ちつくした若いオレですよ!
写真もない400年以上昔のひとが到達できる限界のひとつが
ディエゴ・ベラスケスだと思いましたよ。

長いからつづく